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昨年末、Hexネジ装着を失敗して、Mbiraskiの貴重なブリッジを一本お釈迦にしてしまった。これは、その廃物を再利用して作ったプロトタイプ2種である 。
ブレードはアノダイズド・チタン、3.2AlVを使用しているが、小さなボディーによく映えるのでこのチョイスは正解だ。音も綺麗に纏まってよい感じ。
ケースは例の如くハモンド製のキャストである。タカチ製のものとは違って造りは粗いが楽器用途として考えた場合、そのシェイプがすこぶる魅力的なのだ。
製造番号は#011_06 / #012_06で、作り始めてから通算10台を超えるMbiraskiが誕生しているわけだが、このモデルでは初のダウンサイズの試みを行っている。もちろん、回路的にもシンプルな単電源のヘッドアンプを電池で駆動するスタイルを選択しているが、予想外なことに音質はすこぶる良好であった。
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