Mbiraski Prototype with 27blade
プロトタイプ3号機。ボディーに初めてアルミ製の筐体を採用したモデル。

ボディートップに、電子回路と文字をモチーフにデザインした図案をエッチングしている。

ブレードには自転車のスポークを使用している。材はステンレス製15G。赤い部品はBuzzという、振動ノイズを発生させるためのパーツで、自転車のホイールを製作するときに使う「ニップル」というパーツを流用している。

ステンレス製のブレードは、チタンと違って柔らかめの音が特徴だ。

プリアンプは外部のAC/DCから供給される±12Vをパワーソースとしている。AC駆動のため、電池の減りを心配する必要が無く、ライヴ向きの仕様である。電源部には本体同様にエッチングによる装飾が施されている。

パワーソースとしては電池の安定度も侮れないが、簡便さではAC/DCユニットに軍配が上がるだろう。接続には、ヒロセ製の小型6Pコネクターを用いる。